フェアプレーだけでは組手は勝てない!反則を反則負けギリギリまで使え???
組手は相手と戦う競技なので反則が存在します
そして反則には大きく2種類にカテゴリー分けされています。
C1とC2というものですね。
主にC1は、強く技を当て過ぎたときなどに貰います。「危ないから反則」ということです。
C2は、コートの場外に出た時やずっと攻撃を仕掛けずにただ時間が過ぎていってしまった時などに貰います。「ルール違反してるので反則」ということです。
これらの反則を取ってはいけない、取らない方がいいとあなたは考えてると思います。
常識的に考えたらそうですよね。
ですが、それを意識しすぎてしまうと
フェアプレー。つまり丁寧になり過ぎてあまり攻めれない組手のスタイルになってしまうのです。
もちろん反則取りすぎたら反則負けしてしまうので、反則を全く意識せずプレーするのはダメですが。。。
しかし丁寧になりすぎるとたった1回の反則で
「あぁ、気を付けないとまた反則してしまう。」とすぐに考えてしまい臆病になって
自由なプレーが出来なくなってしまうのです。
反則を意識しすぎて自由なプレーが出来なくなるとせっかくの今まで覚えてきた技がやりにくくなり後の試合展開に繋がってしまいます。
そんなたった少しの意識だけで勿体無い試合に変わってしまうなんて嫌ですよね!
まずは意識から変えていきましょう!
組手の試合は1試合でカテゴリーごとに
最大3回まで反則をとっても許されます。
※ただし15秒以内にC2の反則を取ってしまうといきなり「注意」を貰ってしまうので気を付けてください。
それを踏まえた上でこれから伝えることは。
「勝つ為に反則を取る事もある!」ということ!
ただ反則を取ると聞くと悪そうな感じですよね!今からどういうことか説明してきます!
勝つ為に反則を取るというのは例を言うと
わざと相手に強い打撃を与えて相手に恐怖心を抱かせることです。
(1試合に何回もやるのはダメです。)
これをすることによって相手は
「うかつに近付くとケガするかも。。」
と「あまり近づきたくないな。。」って思わせて相手の攻撃力を失わせることが出来ます。
これをすることにより自分が前に出やすくなって結果的には試合を有利に進めやすくすることが出来ます。
更には、隅に詰められた時には場外を嫌がるのではなくスッと場外に出るのも必要です。
点数を取られるより反則を貰った方がマシですからね。
空手は武道ですが、今やオリンピック競技にもなり世界的なスポーツです。特に組手は
アタマを使わないと勝てない競技なので
ただがむしゃらに攻撃したって勝てる訳では無いです。
勝つ為にはやはり反則をすることもあります。
最後に反則を恐れない上で戦うポイントですが
しっかりと試合状況を判断して下さい。
(例)
「残り30秒。1-0で勝ってる。C2は忠告だな。」
となったら迷わず出る。
そしたら反則だけ貰って点は取られませんね。
「残りまだ1分半あるけど。点は0-0。反則もまだひとつも動いてないなぁ。」となったら
牽制で強めの足払いをバーンと蹴ってみる。
反則は取られるかもしれないですが
相手にうかつに近付くと危ないと恐怖心を植え付けることが出来ますね。
ダメなのは自分の状況も分からず点を取られたくないから場外に出たら、反則負けしてしまった。。。というものです。論外ですね!
僕は昔した事あるのであなたはしないように!
こうやって試合状況の判断も癖づいて出来るようになるので、試合展開を自分でコントロール出来るようにもなります!
反則を恐れてはいけません。
「ばっちこいや!!」の強気な精神で戦っていきましょう!!
むしろ反則を利用してやりましょう!!
これが強い選手の戦い方です。
強くなるためにまずは実践してみましょう。
最高の武器になる。最速で最強の刻み突きをたった3つの手順で自分のモノにしよう。
刻み突きは組手の代表的な技のひとつですね!
刻み突きとは、前拳で突く技のことです。
刻み突きは、数ある技の中でも最速の技です。
誰も反応出来ない。そんな刻みが打てたら
簡単に点数が取れるだろうなぁ。。って
思ったことありますよね!僕はあります!!
しかも刻みは色々な連続技にも対応出来ますからとても万能です。これを使いこなせるようになったら最強の技にもなります。
刻み突きは最速で最強の技なんです。
上段突きは刻みと逆突きがありますね?
刻みが出来ないと逆突きしか出せなくなります。選択肢がひとつしか無くなるんです。
自分も出せなくて困るし、相手からしたら刻みが来ないのが分かったら上段突きは逆突きだけを気をつければ良いから心に余裕を持たれてしまい更に試合展開がきつくなってきます。
そんなの悔しいですよね??
なら、最強で最速の刻み突きをモノにする為に頑張りましょう!!!
まずは踏み込まずその場で刻みが出来るようにしてみましょう。
①構えて拳先が飛ぶように腰を前に倒しながら刻みを打つ!
ポイントは「顔は必ず前を見る!」「上体を倒すように腰を曲げる!」
次に踏み込みを入れつつ身体を飛ばす練習をしましょう。
②さっきの刻みに踏み込みをプラスし腰を切る。引手は軽く戻すくらいで充分です。
思いっきり飛ばしてみましょう。
ポイントは、前脚をブレーキ効かせず思いっきり前へ身体を飛ばすことです。この時も上体を倒しながら打つのを意識して!
そして最大のポイント「踏み込み」
大きく踏み込まず小さく踏み込んでください。
文で言うと難しいかもしれないですけど
簡単に言うと「よっこいしょ!」みたいな
踏み込みをやらなきゃいいだけです!!
それを意識してください!
大きくよっこいしょ!と踏み込んでしまうと踏み込みに時間が掛かってしまいせっかくの最速の技が台無しになってしまうので気を付けてくださいね!
思いっきり飛ばせるようになりましたね?
③最後に引手を入れます。これで完成です!
引手はゴムの反発力を意識してください。
インパクトから引手に入るところが
輪ゴムで言う最大に伸びてるとこから手を離すところとイメージしてやると簡単です!
インパクト(最大に突きが伸びてる時)から最短時間で引けるよう意識させることが大事です!
今回伝えたこの手順3つをクセつけるだけで
日本代表クラスの選手が使ってる刻みにグッと近づけると思います。
刻みは最初に言った通り万能な技です。
使えると使えないじゃ雲泥の差があります。
あなたは強くなりたいという気持ちがあるから
この記事を読んでくれたんですよね?
早速この記事の内容を忘れないうちに行動してみてください。
一緒に強くなりましょう。
必ず強くなる。ある1つの練習をするだけで自分の組手スタイルを変えられるステップトレーニング
ステップってちゃんと習ったことありますか?
あまりステップのみを練習することって多くないと思います。
だからこそステップが出来る子と出来ない子が
両極端に居るなって思っています。
ステップが出来ないとどうなるか
①相手の連続技に対応出来ない。
②自分の連続技が出せない。
③無駄に体力を使ってしまい疲れやすい。
どうですか?かなり最悪じゃないですか?
「自分って組手向いてないのかな。。。」って考える人もいると思います。
逆に考えてステップが出来るようになれば
これらを解決することが出来るんです!
じゃあステップが出来るようになるには??
トレーニングを積むしかありませんね!!
早速ステップトレーニング方法を紹介していきます!!
それは反復横跳びをするだけです!しかし、
ポンポンとただの反復横跳びするのはダメです。
ポイントは体幹を意識してアタマを動かさず行うことです!
慣れてきたら
本来は組手のステップ練習なので
本来のステップの様にカカトを浮かし
股関節を抜いて母指球でステップすることを意識してみながら反復横跳びをしてみましょう!
股関節を抜く とは???
背筋をピンとしながら起立してみてください。
これは股関節が張っている状態です。
次は脚を肩幅くらいに広げて背筋を伸ばしながらヒザを90°までゆっくり曲げて下さい。
そうすると股関節と腰が近くなりますよね。
これが股関節を抜くということです。
簡単に言うと股関節の力をフッと抜くことです
90°まで曲げなくてもフッと力を抜けば
股関節は抜けます!!!これをステップで癖としてやれるようになればもっとスムーズに動くことが出来ます!
話が少し脱線してしまいましたが
この反復横跳びのポイントを意識して身体を崩さないようにまずは1日30秒2セットを集中してやってみましょう!!
ポイントを意識すると長時間練習することは難しいです!だからこそ短くてもイイのでまずはやってみましょう!!
今までこれが出来てなかった人こそ
実感をとても感じる事が出来ますから!!
最後にステップで1番大事なことは
体幹を崩さないことです!砕いて言うと
アタマをぶらさないことです!!
理由は簡単です。
アタマをぶらしてしまうとブレーキが効かなくなってしまうからです。
ブレーキが効かなくなると自分でコントロール出来なくなるので相手の思うままになってしまいます。。。
そんなことに絶対にならないように
必ずまずはアタマをぶらさない事を意識しましょう!!
それくらい大切なんです。
これがクセとして出来るようになれば
ステップは自分のモノになっているはずです!
ステップが出来るようになれば
試合運びは今までよりも別世界になります。
もっと組手が楽しくなります。
もっとあなたが強くなって組手が楽しくなるようにまずはやってみましょう!!!!
最強の中段突きの仕方!?これが出来るようになれば必ず君の必殺技に!!
中段突き
あなたは得意技ですか??
「難しい技だからあまりやらないかなぁ」とか
「相手のふところに入るのにリスクがあるからやれない」とか。。。
正直言って中段突きが得意な人って少ないと思います!!!僕も苦手でした!!
けど、逆に考えてみて下さい。
得意な人が少ない=やれる人が少ない
ですよね??
てことは、中段突きがやれるようになったら
ライバルに差をつけられるってことです!!
じゃあ!中段突きやれるようにしよう!!ってなりますけど「何からやればいいの?」ってなりますよね??
最初も少しだけ話に出ましたが中段突きは
相手のふところに入る技なのでリスクが高い技
あなたも経験ありますか??
中段突きを先手で突こうとしたら相手にカウンターを取られてしまう。。。。
他の人の試合で見る機会もあったと思います!
なんでこうなってしまうのか。それは、
怖がっているからです!!
怖がっているままだと絶対に中段突きなんて使えません。点なんか取れるわけがありません。言い切れます。
組手では中段と上段の技がありますね?
その中で言われてるのが
「上段はコントロール。中段はディープに。」
ディープというのは「深く」ということです。
世界の選手は誰しもが中段突き思いきり深く入っています。植草 歩選手が見ててわかりやすいと思います!
思いっきり入ることが中段突きの最大のポイントなんです。中途半端が1番いけません!
さあそこで中段突きのポイント3点を説明していきます。
中段突きのポイント
①思いっきり入ること。
思いっきり入ることで、拳を引く際にも腰の反発力がうまく効いてしっかりと戻れます。
思いっきり入る為にはしっかりと腰を使ってください!
突く力のイメージは相手の背中までドーンと突き抜ける感じです。
②力の大三角形を作る。
言ってることよく分からないですよね笑
図で表すとこんな感じです。
1番強く当たるタイミングでちょうど両肩と突手で三角形が作られる様にする
と相手に技が潰される事がなくなります!
さらに肩と突手の高さを同じにすることがポイントになります!!
↑この画像の肩と突手の高さがとても理想!
③股関節を絞る。
これがとても重要です!
股関節と腰を絞ろうとするとヒザが外側へ開きそうになると思います。それをグッとガマンして下さい!
これが完璧に出来れば世界一の植草選手と同じ中段突きが打てるようになります!!!
今まで中段突きが中々上手くいかなかったのは
怖くてちゃんと突けなかった。。
本当にただそれだけです!!!
この3つのポイントを意識して練習に取り組めば
誰だって出来るようになります!!
早速実践してモノにしましょう!!!!
これを知らないと勝てない!!腰を意識するだけで得点率がグンと上がる身体の使い方!
突然ですが、皆さんは試合で1回くらいは勝ったこと有りますか???
僕は中学生まで公式試合で1勝どころか自分の技で1ポイントも取った経験が無いダメダメな選手でした。。。
組手は得点を競う競技です。
点数が取れなければ勝てません!
そこで僕が点数を取れない原因としてまず出たのが
「技が中途半端になっている」ということ。
やはり技が中途半端だと相手側はその技に対して恐怖は全くないです。それに、
審判もそれを技だと思ってくれません。
技が中途半端になってしまうのは何がいけないのか。。。それは
「腰を中心に意識して技を出せてない」
ということ!!
練習では別に技自体悪く無く自分なりに満足していたのに、いざ本番となると中途半端な技しか出せず点が中々取れない。。。
皆さんはそんな経験ありませんか?!
それはなぜかと言うと
相手が点を取られない様に動くからに決まってるからです!!
だから、中途半端な技だとすぐに離されたり
潰されたりして得点に繋がらなかったんです。
その大きな原因のひとつは
「腰を中心に意識して技を出せてない」からなんです!!
では何故、腰を中心に意識して技を出すだけで
「中途半端な技になってしまう」というのを解決できるのか???
簡単に言うと、技の飛距離がグンと伸びる。
そして腰を使うことにより身体全体で技を出せるようになって形が崩れにくくなるからです!
さらには、身体が崩れずに技に入れるので
技の引きもめちゃくちゃしやすいんです!
ではどうやってやるのか。。。簡単です!
中段突きを例にしてやっていきましょう!
1.突き自体を出さず、大袈裟なくらい腰を意識して突きを出す側の腰を前に出すように動かして中段突きの形に持っていきましょう。
2.そのまま身体を崩さずに技を引いてください。
はい!終了です!!!!
これだけなんです!!!簡単ですよね!笑
腰を意識して技を出すということは
基本形でもありますよね!
よく、道場の師範から形の練習の時に
「もっと腰から突きを出せ!」と言われたりした経験がある方もいると思います。
形では腰を意識して技を出すことが基本だったから出来ていたけど
組手は縦横無尽に動くため意識する事が少なくなってしまった。また意識して無かった。
それではダメなんです。
組手こそ腰を意識しないと勝てない競技なんです。
練習で、ただ技を出して満足して
中途半端な技になっていることに気づかず
本番になって技が決まらない。
そんなんじゃいつまで経っても勝てませんし
強くもなれません!!!
じゃあ、強くなるには?勝つには?
それは普段から「腰を中心に意識して技を出すこと」を意識しながら練習に挑むだけでこの現状を変えられることが出来ます!!
まずは腰を中心に技を出すことをクセにしてみましょう!!!